化粧品OEM会社の選び方
ここでは、化粧品製造を受託するOEM会社の選び方を紹介しています。各OEM会社の得意分野・ロット数・開発力を確かめたうえで、自社の目的に合う会社を選定しましょう。
得意分野を確認
化粧品製造でOEM会社を選ぶなら、各OEM会社がどの化粧品分野を強みとしているか調べておくことが大切です。化粧品と一口に言っても、スキンケア化粧品・メイクアップ化粧品・UVケア化粧品・ボディ化粧品・ヘアケア化粧品・ネイル化粧品・フレグランス・口腔化粧品・入浴剤といった具合に、9つの領域に分類できます。
さらに、9つの領域はオーガニックコスメやエイジングケア化粧品などに細かく分類でき、差別化を図る目的でいくつかの特徴・性能を組み合わせる企業も少なくありません。
また、油脂や液状タイプかによって対応の可否が変わるケースもあるので、事前にOEM会社が取り扱っている化粧品の分野を確認しておきましょう。
ロット数に柔軟に対応しているか
化粧品製造のOEM会社と言っても、何個から受託しているかは各会社によって大きく異なります。個人でも取り扱えるように10個程度から販売しているOEM会社もあれば、法人向けに数千個単位の大量ロットで受託しているOEM会社もあります。
また、多品種少量生産が可能だったり、1種類ごとに大量生産していたりと、OEM会社によってサービス内容はピンキリです。コストを抑えたい方はボトル注入やラベル貼りのみ依頼できる会社もあるので、目的に応じたOEM会社を選定してください。
開発力があるか?
自社に化粧品開発のスキルがない場合や、自社で開発した化粧品にこだわりがある場合は、OEM会社に開発力があるかどうかが重要になってきます。特に、こだわって開発された化粧品は製造の難易度が高く、一般的なOEM会社では対応できないケースがあります。珍しい材料や工程で製造する場合は、必ずOEM会社が対応できるかどうかを事前に確認してください。
OEM会社によっては扱っている材料の種類が限定されており、材料の持ち込みに対応していないケースも少なくありません。扱いたい原料などがある場合は、対応しているOEM会社に依頼しましょう。
OEM会社の得意分野を調べるなら
OEM会社の得意分野を調べるなら、各会社を横断的に確認できる比較検討サイトを活用してください。比較検討サイトを活用すると、自社の目的や求めるロット数に対応しているOEM会社を選定できます。
本サイトではOEM会社をジャンル別に紹介しています。製造対応している化粧品やロット数に加えて、海外進出支援の有無などを詳しく解説しているので、ぜひOEM会社の選定に役立ててください。