ニッポー株式会社
プラスチック成型を得意とする粧品OEMメーカー「ニッポー株式会社」の特徴や品質管理体制について調査しました。
ニッポー株式会社の強み
国内4工場による一貫製造体制
プラスチック製品の総合メーカーであるニッポー株式会社は、その技術と設備を生かして化粧品OEMや医療機器、電子部品などを手掛けています。こうした多分野の製品開発・製造を支えているのは、国内にある4つの工場。企画立案からバルク製造、容器成、充填、包装・梱包、補完から配送まで、一貫体制で行っています。
時代に合わせたものづくり
次の世代に求められる製品を開発するため、産学連携によって高付加価値製品の研究を進めているというニッポー株式会社。製品の「もの」としての美しさや使い勝手を追求するとともに、コストや生産性も考慮してデザイン・設計にも取り組んでいます。
ニッポー株式会社の品質管理体制
充実した管理体制
国内に4つある工場では、プラスチックの成型部門でISO9001、医療機器部門でISO13485の基準に準拠し、化粧品や医療機器の製造においてはGMP基準に適合した管理体制を備えています。10,000クラスのクリーンルームが設置されており、衛生面でも信頼できそうです。
品質異常には組織的に対応
製造過程において品質異常が発見された場合、その内容は生産本部に送られます。そこで原因究明と対策を組織的に実施。こうした日々の取り組みにより、多岐にわたる製品製造の品質保持に努めているのです。
ニッポー株式会社の技術力
充実した設備と専門性の高い研究開発
プラスチック製品の総合メーカーとして各地に工場を所有し、化粧品、医療用検査キットや使い捨て器具、電子部品、シート成型、インジェクション・ブロー成形、フレキシブル包装、粘着製品と、幅広い製品の製造が可能。その充実した設備やノウハウによって化粧品OEMの一貫製造体制を実現しています。
また、「Challenge to Change」の精神を大切にし、変化し続ける時代に合わせて常に挑戦を繰り返しているそうです。
対応可能な製品カテゴリ
- ポーションカップ充填品
- 液体パウチ製品
- スタンディングパウチ製品
- フェイスマスク製品
- チューブ充填・ジャー充填品
- ボトル充填品
ニッポー株式会社の対応力
海外にも2つの拠点を展開
国内だけでなく、シンガポールと上海にも工場・営業所を展開。営業や生産の拠点だけではなく、海外に対する原料や資材の輸出・輸入の拠点としても活用しています。経済成長の盛んなアジア市場と日本の市場を繋げ、グローバル化する社会への対応を図っています。
充実したリユース・リサイクルシステム
ニッポー株式会社では、環境マネジメントやISO14001にもとづいた環境管理体制を構築。エネルギー使用量の削減や環境負荷物質の使用禁止を進めるとともに、リユースシステム・リサイクルシステムも充実させています。
リサイクルシステムにおいては、自社工場内で出た加工カスや家庭・小売店などから回収したペットボトルを使用して「ペットボトル再生シート」を作成。製品の再資源に取り組んでいます。
ニッポー株式会社のOEMの流れ
- 規格立案
- バルク製造
- 容器成型
- 充填
- 包装・梱包
- 一時保管・小部宇配送
参照元:ニッポー株式会社公式HP(https://nippoltd.co.jp/)
ニッポー株式会社の会社概要
所在地 | 大阪府大東市氷野2丁目3番7号(本社) |
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設立年 | 1966年 |