マーナーコスメチックス
自社開発・輸入代行に強みを持つ化粧品OEMメーカー「マーナーコスメチックス」の特徴や品質管理体制について調査しました。
マーナーコスメチックスの強み
PBも有するOEMメーカー
マーナーコスメチックスは化粧品OEM製造をメインとし、化粧品の企画・開発・製造から、輸入代行、販売を行っています。
中でも自社製造のオリジナルブランドを展開し、ドラッグストアやバラエティショップなどで販売、ヒットさせています。
PB(プライベートブランド)で培った商品開発や販売のノウハウを、OEMに反映させ、顧客への企画提案をしています。
海外化粧品OEM
50年に及ぶ海外原料メーカーとの業務提携や輸入ノウハウを活かし、海外で製造された完成品のバルクを輸入し、製品をつくりOEM製造を行っています。
日本で充填・仕上げを行った商品には「Made in France」や「Made in Italy」などの表記が可能で、化粧品においてはイメージアップに繋がります。
海外OEMメーカーとのタイアップにより、輸入・製造・流通までをトータルでコンサルティングしています。
マーナーコスメチックスの品質管理体制
ISO、化粧品GMPの取得
品質保証によって顧客満足を高めている組織として、国際規格に定められた水準にあると判断されるISO9001を、くりこま高原藤沢工場、本社工場ともに取得。
さらに、くりこま高原藤沢工場では、化粧品におけるGMPであるISO22716を取得し、製造活動、管理・保管方法について厳しく定められた基準をクリアしています。ISO22716取得により、欧米をはじめとして世界への進出がしやすいメリットもあります。
エコサート認証取得
マーナーコスメチックスは、2010年にエコサート認証を取得しています※。
ECOCERT(エコサート)とは、フランスを拠点とした国際オーガニック認定機関です。日本には国が管理するオーガニック化粧品の認定機関はなく、メーカー独自にオーガニックを表示できます。
しかしながら、エコサート取得したことで、世界基準のオーガニック認定を受けたことになり、国内はもとより世界的にも認知度の高いオーガニックコスメの製造・開発が可能になります。
※参照元:マーナーコスメチックス公式HP(http://marna.co.jp/oem/)
マーナーコスメチックスの技術力
漢方生薬化粧品の開発
いち早く自然原材料の基礎研究に取り組んできたマーナーコスメチックスは、漢方生薬化粧品もさきがけて市場に商品を届けています。
自然素材というだけでなく、高機能素材など、話題を先取りする新素材の研究開発にも積極的に取り組み、かつ環境汚染をしない「生分解性の良い化粧品」の開発など、未来を見据えた研究システムを採用しています。
対応可能な製品カテゴリ
- 医薬部外品
- 化粧品
- 健康食品
- その他
マーナーコスメチックスの対応力
高付加価値商品の小ロット生産
プライベートブランドを持つマーナーコスメチックスだからこそ、市場の動向への敏感な対応ができます。
クライアントの商品開発では、高い付加価値のある商品を、小ロットでも生産できるシステムを構築。一貫して開発製造まで手掛けるので、オリジナル商品を小ロット生産することが可能です。
ハラール(HALAL)にも対応
急激に拡大しているインバウンド市場や中東市場を視野に入れ、イスラム教徒の方にも安心・安全に使える製品提供を行うために、2015年にハラール(HALAL)認証を取得しています。
イスラム教の厳しい戒律に則った製品開発から、管理、東南アジアを中心とした海外での販売をしています。
参照元:マーナーコスメチックス公式HP
(http://marna.co.jp/)
マーナーコスメチックスのOEMの流れ
1.打合せ
新商品イメージをヒアリングします。
2.研究開発による試作
希望に沿った試作をします。
3.安全テストモニター
試作と評価を繰り返します。
4.処方決定
製品の処方を決定します。
5.見積り
製品のデザイン仕様や処方などの決定後、見積りを提出しロット数などを確認します。
6.製品化の決定
製造に必要な資材を調達し、製造に必要な薬事申請などの手続きを行います。
7.生産・納品
厳しい品質管理のもと、安全性と品質の高い製品を届けます。
8.発売
発売を開始します。
9.品質保証
安定した管理体制で、製品を3年間保存します。PL保険にも加入しています。
参照元:マーナーコスメチックス公式HP(http://marna.co.jp/)
マーナーコスメチックスの会社概要
所在地 | 千葉県市川市原木1-3-31(本社・本社工場) |
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設立年 | 1939年 |