小ロットに対応しているOEMメーカー
小ロット(最小ロット100~500)の化粧品OEM(受託製造)を提供している会社を一覧にしました。
社名をクリックしていただくと、各社の強みや品質管理体制など、詳しい特徴をご覧いただけます。
小ロットに対応している
化粧品のOEMメーカー一覧
- アロームクーリエ
最小ロット:100本~ - セントラル・コーポレーション
最小ロット:100本~ - トキワ
最小ロット:500本~ - ミック・ケミストリー
最小ロット:500本~ - ミリオナ化粧品
最小ロット:500本~ - メリドゥービューティプロダクツ
最小ロット:100本~
1953年創刊の専門紙「週刊粧業」が選ぶ優良化粧品OEM企業と、「化粧品 OEM」で調べて名前が挙がった企業※を合わせた35社の公式サイトを調査し、最小ロット数が100~500本と記載されている企業をピックアップしています。
※Googleの検索エンジンを用い、「化粧品 OEM」で検索した結果を基に選出(2021年6月15日時点)
参照元: 週刊粧業オンライン「【週刊粧業選定】優良化粧品OEM/ODM企業一覧2021」(https://www.syogyo.jp/news/2012/04/post_003487)
化粧品を小ロットで発注する
メリット・デメリット
メリット
在庫リスクが減らせる
化粧品をつくる際、どのくらいの数をつくるかはその後の経営にも関わる重大なことです。在庫を抱えることは、収益悪化や在庫維持費の増加、キャッシュフローの減少といったリスクも抱えることになるため、小ロットで製造できるのはメリットのひとつ。
新規参入などで販路が確立していない場合は、小ロット生産が安心できるでしょう。
低コストで生産できる
化粧品の生産数が少ないということは、化粧品をつくる総費用を抑えられることに繋がります。
大ロットの方が1つあたりの単価は安くなりますが、数が多いために初期費用がそれだけ多くかかるということになります。
新商品や新規参入でどの程度売れるかわからない場合や、季節商品、限定商品などをつくりたいなら、小ロットで発注した方がメリットが大きいと言えます。
デメリット
販売価格を下げられない
小ロット生産は1個あたりの単価が高いため、販売価格を安くすることが難しくなります。そのため他社競合品との価格競争に勝てなくなるデメリットがあります。
販路が確立している場合は、大ロット生産をして1個あたりの単価を下げる方が、消費者の求めるコストパフォーマンスに応えられる商品となります。
資材の自由度が狭まる
小ロットでの発注の場合、使える資材を制限されることがあります。化粧品の箱やシール、什器などは、大ロットのみの発注となることがあるため、小ロットでの発注では選べる資材が限られてしまうのです。
そのため、小ロットの発注はオリジナル性や特徴のあるパッケージに対応できず、選択肢が狭まってしまいます。
化粧品のOEMメーカー選びのポイント
小ロット受注ができるシステムと品質管理
新規参入や中小企業にとって、小ロットで発注できるOEMメーカーはありがたい存在です。しかし、安易に小ロット発注できるという理由だけでメーカーを選ばず、そのメーカーがなぜ小ロットに対応できるのか、そのシステムを確認してみることが大切です。
また、ロット数に関わらず品質保証の国際規格である、化粧品GMP(ISO22716)を取得しているかどうかもOEMメーカー選びの目安としてください。